2010年9月4日・5日 岡山国際サーキット

レース1写真
レース11

Round11
4位 ギャリー・トンプソン
リタイヤ 黒田吉隆

Round12
7位 黒田吉隆
8位 ギャリー・トンプソン

前日の酷暑も落ち着き、
気温33℃、路面温度38℃というコンディションで
行なわれた第12戦。

ギャリー選手は5番手、
黒田選手は8番手スタートであった。

最高のスタートをきったギャリー選手は
開始直後から、3番手の佐藤選手と横並びの状態に。

一気に表彰台圏内に入るかと思われた矢先、悲劇が起きる。
1コーナーに入る手前で佐藤選手とギャリー選手が
接触してしまったのだ。

幸い両者ともコースアウトはせず、
そのまま走行を続けたが
インを突かれたギャリー選手は7番手に転落。
しかし、すぐに次のコーナーで
鋭くインに飛び込み5位に浮上。

一方、スタート直後から
ブレーキのトラブルを起こしてしまった黒田選手は、
なかなかスピードに乗ることが出来ず、
苦戦を強いられていた。

そして、5周目以降からは、
ギャリー選手のマシンに異常が生じ始める。
肉眼でも、車体に細かな振動が起きているのが分かるほど
バランスが崩してしまっている。
どうやら開始直後の接触が、影響しているらしい。


周回を重ねるごとにバイブレーションは大きくなり、
コース上を走るので精一杯の状態になっていく。
次第にラップタイムが長くなり、
ひとつ、またひとつと順位を落としてしまう。

終盤では、ギャリー選手が黒田選手の先行も許し、
黒田選手が7番手、
ギャリー選手は8番手でチェッカーを受けた。

「レースに【たられば】はない。
 これはレースアクシンデントであるから、諦めるしかないんです。」

そう自分に言い聞かせるように語ったのは、エンジニアの内間。

その言葉の端々には、
えも言われぬ悔しさがにじみ出ていた。
 

テーマ:「スポンサーを獲得するためのプレゼンテーション」

前回はいかにファンの心をつかむかをテーマに開催した勉強会ですが、
今回は【スポンサー獲得】という、
よりシビアな面をテーマに勉強会が開催されました。

「『ドライバーとしての実力だけ』でシートを獲得できる
 ドライバーはほんの一握り」
と言われている現在のモータースポーツ業界。

ドライビングテクニックを磨き、成績を残すことはもちろんですが、
自分自身の魅力や思いを、効果的に伝える事ができなければ
他者から「応援したい」と心から思ってもらう事はありませんし
スポンサーを獲得する事もできません。
スポンサー獲得には、伝える技術が必要不可欠なのです。

これらを青木は【伝達力】と読んでいます。
1時間の中で、いくつもの
伝達力を向上させるためのアイディアが伝えられました。

中でも、
『スポンサーに成り得る人達が、自分に「求めているもの」は何か?』
を考えるセッションでは、
ドライバー達の表情が、より真剣になっていました。

これまで、ドライバーとしてのキャリアや目標設定など
「自分の求めているもの」については幾度となく考えてきたが
「自分以外の人々から求められていること」については
あまり考える機会がなかったようです。

以下は、勉強会アンケートから抜粋です。

《スポンサーは自分に何を求めているのか?
それを考えることは今まであまりなかったと思います。》

《自分自身は商品であり、レース以外の場でも自分をもっと
売り込んでいかなければと感じました》

今回の勉強会の中を通して、
ドライバーの【一戦一戦のレースで勝たなければならない理由】には
変化があったようでした。

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